中学英語の文法 知らない日本語を理解する。冠詞、不定詞ってなに?

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はじめに

25年振りに中学の英語を復習し、当時挫折した原因が分かりました。

その原因は、英語を勉強しているのに知らない日本語が突然出てきて、その日本語に対して英語を当てはめていくため。例えば、「to+動詞の原型」は「不定詞」、「名詞の前に置くinやon」は「前置詞」といったように、不定詞や前置詞の意味が日本語でも分からないのに、日本人だから全員知っているでしょ?って感じで進んでいくからです。

知らない日本語がでてきて、そこに英語を当てはめられても、どっちも分からないんだから、ついていけなくなるのは当然でしょ。この状態がずっと続いていくので、挫折するのは当たり前です。

なので、まずは中学英語で出てくる日本語をまず理解してから英語に取り組むと、内容が頭に入りやすくなり、理解度が増すのではないでしょうか。

何はともあれ、実践してみます。

中学英語で出てくる日本語を全てピックアップして、その意味をまとめていきました。

ピックアップするのに使用した参考書をあげておきます。

主語(S)

主語は、「誰が」「何が」という主体を表すもの。

日本語は主語がなくても通じますが、英語は必ず主語がつくというのが特徴です。

主語になれるのは「名詞」です。

名詞

名詞は、下記の5種類がある。

  1. 普通名詞 … 人・生物・単位・回数など。
  2. 集合名詞 … 家族・国民・団体など。
  3. 固有名詞 … 特定の人・物・場所など。
  4. 物質名詞 … 液体・気体・原料など。
  5. 抽象名詞 … 性質・状態・動作・概念など。

さらに名詞は、可算名詞(数えられる名詞)と不可算名詞(数えられない名詞)に分けられます。可算名詞は1.と2.です。それ以外が不可算名詞となります。

英語は数を気にする言語であるため、可算名詞である場合は、必ず単数形か複数形のどちらかの形にしなければならない。

代名詞

もともと主語であった名詞を言い換えたものが主格の代名詞です。

例えば、「携帯を家に忘れた」「それは机の上にある」の「それ」のこと。

また、「誰の」といった所有を表現する名詞を代名詞にしたものが所有格の代名詞です。

要は、I(私は)、my(私の)、me(私に)、mine(私のもの)のことです。

述語(V)

主語の動作や状態を表す言葉。「どうする」「どんなだ」

日本語では述語が動詞であったり形容詞であったりしますが、英語で述語になれるのは、「動詞」だけです。しかし、調べると動詞は多くの種類がありました。つまづくポイントはこの辺りでしょうから、しっかり理解しましょう。

動詞

日本語の動詞は、「自動詞」と「他動詞」に分けられる。

英語の動詞は、「be動詞」と「一般動詞」に分けられる。

be動詞は、am、is、areの3つ。一般動詞は、be動詞以外。

完全自動詞

目的語も補語もいらない動詞。

「を」+動詞の形にならない動詞(学校に行く、友達と会う)のことを言う。

不完全自動詞

目的語はいらないが、補語を必要とする動詞(友達は幸せそうに見える)。

「幸せそうに」=補語

完全他動詞

目的語を必要とし、補語はいらない動詞。

「を」+動詞の形となる動詞(ごはんを食べる、本を読む)のことを言う。

不完全他動詞

目的語と補語を必要とする動詞(私は私の犬を太郎と呼ぶ)のことを言う。

目的語=私の犬を 補語=太郎と

また、自動詞と他動詞には、状態動詞と動作動詞がある。

状態動詞

すぐにその状態をやめたり開始したりできない動詞のことを言う。

後にでてくる「進行形」の形をとることはできない。

例)知っている、好き、信じる、持っている

動作動詞

動作をすぐに変えられる動詞のことを言う。

後にでてくる「進行形」の形をとることができる。

例)する、走る、泳ぐ

助動詞

その名の通り、動詞を助ける言葉です。「~でしょう」、「~できる」、「~かもしれない」、「~すべきだ」、「~しなければならない」

主語+助動詞+動詞と動詞の前につき、助動詞の後ろの動詞は必ず原形となります。

目的語(O)

動詞の目的となる言葉で、間接目的語と直接目的語がある。

例)私は、彼女に 英語を 教える。

間接目的語=人に 直接目的語=物を

補語(C)

主語についての説明を補う言葉。補語になるのは、名詞か形容詞。

例)あなたは、太郎です。あなたは、素晴らしいです。

補語=太郎(名詞) 補語=素晴らしい(形容詞)

修飾語(M)

修飾語とは、文の中で「どんな」「何を」「どのように」「どこで」といった、他の部分の内容を詳しく説明する部分のことです。例)私はいます、図書館に

形容詞

言葉の最後に「い」がつく言葉。例)かわいい、きれい、いそがしい

そして、形容詞は名詞を修飾する言葉で、「補語」にもなりうる言葉でもあります。

副詞

副詞は、名詞以外を修飾する言葉です。例)早く、ゆっくり、夜に

また、補語にはならない言葉です。

前置詞

名詞の前に置くinやonなどの単語を前置詞と呼ぶ。使い方は

前置詞+名詞=前置詞句となり、前置詞句=形容詞 or 副詞となる。

つまり、前置詞句とすることで、修飾語や補語として使用することになります。

冠詞

冠詞は日本語にはない概念です。

冠詞とは、名詞の前に付いて、名詞をカテゴリーに分類するためのものです。

冠詞には、「不定冠詞」「定冠詞」「無冠詞」の3種類があります。

不定冠詞

不特定の単数可算名詞につく、aまたはan。

「不特定であるというイメージ」を名詞に持たせる。

定冠詞

全ての名詞につくthe。

「ある特定・限定のイメージ」を名詞に持たせる。

無冠詞

単数の可算名詞以外のすべての名詞。

「抽象的で枠組みのないイメージ」を名詞に持たせる。

英語の世界では、名詞が数えられるのか?数えられないのか?、数えられるのであれば、話題に初めて出てきたものか?すでに共通認識のあるものか?、ということを重要視します。数えられる名詞で、初めて出てきた名詞であれば、冠詞が必要になります。

不定詞

「to + 動詞の原形」を不定詞と呼ぶ。不定詞は、名詞、形容詞、副詞のいずれかの役割を果たしてくれます。

名詞的用法

「~すること」で、主語、目的語、補語となります。

例)英語を勉強することは、楽しい。

形容詞的用法

「~するための」で、名詞を後ろから修飾する。

例)私は、英語を勉強するための参考書が必要です。

副詞的用法

「~するために」で、目的や原因を詳しく説明する。

例)私は、英語を勉強するために図書館へ行きました。

動名詞

動名詞とは、動詞が名詞になった言葉で、「動詞のing形」で表します。

例)reading、studying

動名詞は不定詞の名詞的用法と同じく、「~すること」と訳します。

動名詞と不定詞の名詞的用法との違いは、動名詞は前置詞の目的語にもなります。

例)Thank you for asking.(尋ねてくれたことに感謝しています)

また、動名詞と不定詞の名詞的用法の使い分けがあります。

動名詞:習慣(継続)的な行為や一般論を示す場合。

不定詞:これから先のことをイメージする場合。

能動態と受動態

能動態は、普段使いなれた表現で、「私は私の犬を愛しています」という文章のこと。

受動態は、相手の立場となる受け身の表現で、「私の犬は私から愛されています」という文章のことです。

まとめ

どうでしたでしょうか?

英語特有のもの(冠詞)もあり、無理やり日本語に当てはめられていましたね。

こんなこと当時は全く知りませんでした。

やはり、最初に英語で使う日本語をまず最初に理解するべきではないでしょうか。

ようやく言葉の意味が分かりましたので、次回は、中学1年生で学ぶ5文型に進みます。

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